好きな子も苦手な子も

夏の工作、得意な子はあっという間に作っちゃうだろうし
苦手な子はいかに簡単に済ますかを考えるんだろうか。
“いかに簡単に済ますか”を考える頭の使い方は大人になってからも役立つので
できれば、親に言われたものを作った、のではなく、面倒くさいから簡単にできそうなものを、“簡単に済ます方法を考えて”やって みてほしいと思う。

作るのに困ったら、私のところにおいで。

周りのママたちには、そう伝えている。

この前、私のところに工作にきた子は
何が作りたい?と尋ねると「一番簡単なやつ!」と答えた。
そりゃそうだ。そんなに工作好きでもないキミにとっての正しい答え。
明日提出に間に合わせないといかんもんね…笑
その素直さがむしろ可愛いわ。

それでもパパと一緒に作りながら、色を選んだり
初めてみる段ボールカッターを使ってみたりと
なんだかんだ言いながら、わりと前のめりで関わっていた。

学校では使えない道具や、キラキラした発色の素材や色、どでかいもの、デジタルアートで動くもの…子どもの反応は違う。

好きだと、そこからの深まりが早い。
表現の手段を知っているから、次の展開がしやすいのだ。
得意じゃないと、うーんうーんと悩みながら
飽きちゃったり、まぁこんなもんだなと自分でピリオドを打つ。
それはそれで、私はいいと思っている。
その時間で、何かひとつでも気付けば。

段ボールカッターなんてあるんだ、でも
紙って丸まったら逆向きに丸めたらいいんだ、とか
紙皿はボンドでくっつくな、とか、
やっぱ工作好きじゃないやオレ、とか。

その時間に手を動かしたから、気づいたこと。

それを、親や先生、周りの大人と確認できると、その子の糧になるんだろう。
たぶんそれが、夏の工作の意義。



以下のイベントまだまだ参加者募集しています↓↓↓
9月2日(土)に岐阜メディアコスモスでイベントを開催します。

地域でつくる子どもたちの放課後

子どもたちの放課後をどう充実させるか?を考える事例共有座談会+WS。
主催は、岐阜OYA-KO共育委員会という岐阜のママチームで
私もメンバーとして、なにいろlaboで以前つくった大きな新聞の立体物WSを行います。
前半は、東京・愛知でご活躍される講師をお招きします。豪華です。
<概要>
■日時:2017年9月2日(土)14:00~17:00
■場所:メディアコスモス(かんがえるスタジオ)
※参加費大人2,000円
【主催】岐阜OYA-KO共育委員会https://gifu-oyako-kyoiku.localinfo.jp
【後援】岐阜市教育委員会 
<事例共有の講師>
●キャリアカウンセラー 柴田朋子さん
(愛知県瀬戸市でキミチャレ~キミも今日からチャレンジャー〜
小4から中3の子どもたちが、自分で考えたテーマに自分で取り組む
ガチンコプロジェクトを企画)
●放課後NPO事務局 島村友紀さん
(首都圏を中心に、地域の大人が趣味や特技、仕事を生かした授業を
プロデュースする、地域のもうひとつの学び舎を企画・運営)
●東京学芸大学教授鉄矢悦朗さん
(東京で、地域において、こどもたちが、自ら主体的に考え、
行動できる力を培うために、さまざまな体験型の活動を実践) 

お近くの方はぜひ、参加してください。
詳細・お申し込みはこちらです。

地域でつくる子どもたちの放課後

http://kokucheese.com/event/index/475622/

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