遊びの実験
日々、子どもと遊びながら、いろんな実験をしています。
次なるワークショップの構想を練りながら。
先日はダンボールでロボットをつくりました。
頑丈で大きな構造物にしたので、ロボットが最終的に家に変身しました。
子どもはつくる遊びを発展させていく天才的な感性をもっています。
とにかく想像を超えることができるものが仕上がります。
その感性を、ずっと伸ばしてほしいのです。
見えないものを思い描く力を失くさないでほしいのです。
見えないものを思い描く力
これをキーワードにしばらく活動していきます。
実験的に、幼児から6歳前後の子ども向けに
プロジェクトを通した学びを行う「STEMAで遊ぼう」をはじめます。
まだ個人的なお試し段階なので、しばらくは大々的に募集をする活動にはしませんが…
STEMAとはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathmatics(数学)、Art(芸術)の頭文字をとったものです。
教育界隈では、Artなしで、「STEM教育」と言われていたりもします。
”デザイン思考”という言葉で表現されることもありますが
正解のない答えに立ち向かっていく力をつけるために
子どもの興味を持ったことを、深掘りし、
手法をみつけ、試行錯誤しながらアウトプットしていく。
こうした取り組みを軸に教育をおこなっていくということです。
STEM教育はどちらかといえば小学生以上を対象にしていますが
実は、似たような考え方で、幼児教育を行っている都市があります。
詳しい説明は省きますが、イタリアのレッジョ・エミリアです。
そこで行われているのが「つくる」ということをベースにプロジェクト単位で学びを継続的に作っていく教育です。
もっとも特徴的なのは、ドキュメンテーションという記録(子どもたちの活動が目で見て共有できるようなもの。日本的にいうと「掲示物」)をつくって、それを保育者・芸術士(アトリエスタといいます)・保護者で子どもたちの学びをシェアリングしていくことが、幼児教育の基軸になっているという点。
子どもたちも学んでいるけど、保育者、教育者、保護者も一緒に学んで成長していきます。
それを都市単位で行っていることも素晴らしいですね。
日本でも高松市で芸術市のいる保育がはじまっていて、個人的には注目しています。
少し脱線してしまいましたが、
なにいろlaboの実験はつづいています。
夏にはイベントをやりたいなと思っています。
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